こんにちは、テキーラおいしいbotです。
5/22は「パロマの日」ということで、大人気テキーラカクテル「パロマ」についての紹介をしたいと思います。
パロマとは
まず、そもそもパロマとはどのようなカクテルなのか見ていきましょう。
パロマ
・テキーラ 50ml
・ライムジュース 15ml
・塩 ひとつまみ
・スクアート(グレープフルーツソーダ)
ライムジュースとかねぇよ!っていう人は無くてもいいかなと個人的には思います。
スクアートなんて日本じゃ買えねぇよ!!って人は情報をアップデートしましょう。カサ・ナチュラルさんから輸入が開始されましたので、購入可能です。
どうしても手に入らない場合はMETZのグレープフルーツで代用できます。
パロマの歴史
パロマの歴史はほとんど明らかになっていません。しかし、そんな歴史を紐解こうとする人々が立ち上がりました。以下のサイトでは、パロマがどのように成立し、普及していったかの情報を集めています。
明確な起源はまだまだ明らかになっていませんが、少しまとめてみたいと思います。
まず、1999年、Beverage Media, vol 75内で「パロマ」という名称のカクテルが登場しています。レシピもスクアートを使用したものです。ここからパロマというカクテルが1990年代後半には成立していたことが分かります。
テキーラをジュースで割るという簡単な飲み物なので、パロマという名前でなくても広く飲まれていたことは予想できます。では、いつごろから飲まれていたのでしょうか。
”クレイジージャーニーで飲まれていたタテマドのやつ” で有名なSiembra SpiritsのDavid Suro氏によると、1980年代には祭りなどの大きなイベントなどでスクアートを使ったレシピが提供されており、名称は「パロマ」だったり「フレスカ」だったりしたとのことです。
つまり、1980年代にはすでに人気のドリンクだったということですね。
そこでスクアートのウェブページを見てみるとこのような画像が出てきます。
アメリカでスクアートができたのが1941年、メキシコに輸出されたのが1955年です。その間1950年に「パロマなどの爽やかなカクテルの材料として人気」と書かれています。パロマという名称は、ウェブページ作成時の後付けかもしれませんが、1950年にはテキーラをスクアートで割るという飲み方は登場していたようです。
1950年のスクアートの広告にもテキーラの割材として優秀であることが記載されています。
ここから1941年~1950年の間に人々の間で徐々に広まっていき、1940年代後半にはスクアート側も認知され、よりメジャーな飲み方になった。もしくは、1950年にスクアート側の割材としてのプロモーションから人々に広まった、と考えられます。
以上が私が確認した限りのパロマの歴史です。まだまだ不明点はたくさんあるので、これから明らかになっていくことを楽しみにしてます。
ということで、今回はここまで。今日はパロマでサルーしましょう。私はスクアートも好きですが、贅沢絞りで割るのが好きです。テキーラのおいしい飲み方も紹介しているので、見てみてね。