今日はみんな大好きカスカウィンについてヤホーで調べてきたので聞いてください。
かつての人気番組「クレイジージャーニー」でこのブランドを知った人も多いのではないかと思いますが、あれからかなり時間もたったのでおさらいしてみましょう!
ブランコを味わえ!
カスカウィンは未熟成のテキーラを現在、基本的に3本リリースしています。
①基本のブランコ
まずは基本的のブランコ。すべての基本となるブランコなので、まずはこれを飲んで間違いなし。テキーラが初めての人でも「こんなにスムースで飲みやすいテキーラがあるんだ!」と感じると思います。
これを飲んでおくことで、他のブランコの違いも分かるし、レポサド・アネホと比べることもできるので、飲まない手はない!
アガベの香りと甘さ、オイリーでミルキーな口当たりが今までのテキーラ観を覆してくれます。
②プラタ
次はハイプルーフのプラタ。基本のブランコがアルコール度38%なのに対し、こちらは48%になっています。加水が少ない分、よりコッテリとした味を感じることができるので、その辺りを飲み比べてみるのがオススメ。また、バガスと一緒に発酵させているので、バガスの風味も楽しめます。
ロットごとに味わいが異なるので、希少なボトルではありますが、ロットごとの飲み比べをする機会があれば是非やってみてください。ロットごとの味わいの違いをひとつのコンセプトにしています。
③タオナ
最後はタオナロット。こちらはタオナ(石臼)で搾汁をしてるロットです。現在、タオナ搾汁も増えていますが、機械化が進む前の伝統的な搾汁方法で、時間と効率の面でパフォーマンスが悪い代わりに、アガベの旨味をしっかり残せる方法と言われています。
よりミルキーでアガベの香りが立っているボトルなので、テキーラファン・カスカウィンファンからは人気の高い一本です。こちらは43%。
基本のブランコも2つ?
プラタに関しては、コンセプトとしてロットごとの違いを楽しむというのがありましたが、実は基本のラインナップもボトルの形状が違う2種類が存在しています。
左が初期に日本に入ってきていたもので、右が現在のボトルです。左のボトルの方が丸みがあるので、すぐに分かると思います。
テキーラは(他のお酒も?)ボトルが変更になる時は、味も調整されることが多いですから、この2つのボトルにも違いがありそうですよね。どのような違いなのでしょうか?
実際に飲んでみると、旧ボトルの方がスッキリとした飲み口、現ボトルの方が力強い飲み口であることがわかります。これらの違いがどこから来ているのかというと、チルフィルタードの有無とのこと。
チルフィルタードとは、ウィスキー界隈では有名だと思いますが、冷却濾過のことで、冷却した際に出てくる澱を濾過してクリアに仕上げる製法です。好みの問題ですが、クリアというのは逆に言えば、「薄味」とも言い換えることができます。
カスカウィンでは日本に初めて輸出するときは、日本向けに澱などが出ないようにチルフィルタードで作ったそうですが、現在では現地メキシコと同じようにノンチルフィルタードで作られています。
冷却した際に出る澱は「旨味」であるとの考えから、ノンチルフィルタードを採用しているとのことです。実際に、スピリッツマニアからするとノンチルフィルタードの製品の方が好まれる傾向にある気がします。
さいごに
カスカウィンのブランコ製品について紹介いたしました。テキーラの魅力は何といっても原料のアガベを味わうことにあると思いますので、ぜひカスカウィンのブランコを飲んでみてください。商品は公式やアマゾン、全国の酒屋さんなどで購入可能です。
↑公式ではセット割引などもやっています。
また、カスカウィン蒸溜所のテキーラを使った梅酒なども発売されているので、梅酒が好きな方はここから試してみるといいのではないでしょうか。テキーラの味わいを残しつつフルーティさを楽しめます。
テキーラ梅酒 CIRUELA-シルエラ-(白ラベル) [ 500ml ]
最後まで見ていただきありがとうございました。